ブルーハートの続編です。
あの後、色々あって・・・
二人は一緒に暮らすことになりました。
勿論、元は他人の男女ですから両親はともかく彼と彼女は大変ですよ。
こんなくだりを書こうと思ってました。
「お礼に1回ならしてもいいよ」
「えぇっ?何を」
「セックス」
「ちょ、ちょーっと、ちょーっと待って。何があった?な、何て言ったの」
「1回ならセックスしてもいいよって言った」
「ちょーっと、ちょーっと待って。ちょーっと待って・・・なんだ何が起きた。俺の身に何が起きた」
「知ってるだろうけど、汚れてるけど」
「違う!ちょっと待って、今何が起きてる。ちょーっと待って、お願いだから。何が起きてる?今は平成で何月で?え、何言っているの俺、何が起きてる、ちょっと待って」
「嫌だよね。強姦魔の後じゃ」
「だから違う!それは違う!絶対に違う、断じて!神に誓って!」
「なら、する?」
「駄目!出来ない!無理!!」
「・・・駄目なんだ。写真や漫画では抜けても」
「待った!!その口待った!!お願い待って、お願いだから待って。整理する。何が起きた?な・に・が起った。今はドコだ、ココは何だ、私は秋山だ。何だ、 何が起きた。整理する、整理するから待って、えーっと何だっけ『春は曙・・・』違う。なんなんだ、何事だ。何がいいたいんだ俺は」
「勘違いしてない?」
「勘違い?声が裏返った。あーあーっ。よしよし。勘違い?さっきの発言の何を勘違いされたのでしょうか」
「おかしいよ言葉使い」
「サザエでございます」
「左様でございます?」
「ソレ!左様でございます」
「お礼よ。私には身体一つしかない。だからお礼がしたい」
「何でそうなるの?何でなんだよ、何でお礼がセックスしない?なの」
「しないの?多分もう2度と言わないよ」
「そりゃーしたいよ!違う、まて、違うよ。そうじゃない。じゃない?じゃない。する!じゃない、しない!いや、出来ない。そう、出来ないよ!!」
「わかった」
「違う!君は誤解している。そうじゃない、駄目じゃない、出来ないんじゃい。けど、駄目なんだ。そうじゃないんだ」
「・・・・」
「違うんだ、君が汚いなんて考えたこともないし、したくないといったら嘘になる。そりゃー男だ。君みたいな綺麗な子と出来たら本望だよ。何回でも出来る。なんだよ、何言ってるんだよ俺。とにかく違うんだ。駄目なんだ、そんな・・・そんな、とてもじゃないけど出来ない」
「いいけど・・・泣いてるの?」
彼女に言われ、秋山は初めて自分が泣いているの気づいた。目は真っ赤に腫れ、大粒の涙が壊れた蛇口から流れる水道のように流れていた。
「泣いている?!ほんとだ、なんでだ。なんで俺は泣いているんだ。とにかく、俺は絵しか描けない。君みたいに頭もよくないし、綺麗でもない、君と比べたら不恰好で不細工で、低脳で、絵しか描けない脳なしだ!」
「それは違う」
「いや、実際俺は絵すら描けてない。絵しか描いていないのに、それすら描けてないんだ。駄目人間だ!!最低なんだよ!!」
「違う!!描けてるよ!!あんなに上手だし、絶対に駄目人間じゃない!!私なんて、私なんて死んだほうがいい・・・」
「駄目だ!絶対にしんじゃ駄目だ。君は僕の死ぬ。僕死ぬ前に君は絶対にしんじゃ駄目だ。君も泣いた!お相子だ!!これで止めよう、頭が変になりそうだ。少 し残念だけど・・・何かがおかしい。何か間違っている。俺が間違っている?そうだ俺はバカだ、それだけは確かだ、そう俺は大バカだ!!」
「違うよ!!」
襖が勢いよく開いたと思うと顔を真っ赤にしてワナワナと振るている母親がそこにはいた。
「正敏!!」
「か、かかかか母さん!!」
「お母様!?」
大また開いて胡坐をかいていた彼女は一瞬にしてスカートを調え正座し、頭を下げた。
「ごめんなさい!!」
畳に頭を擦り付けた彼女は、
「恩を仇で返すようなことをして、本当にごめんなさい!!申し訳ありません!!」
そういって叫んだ。その背中は震えている。
「違う。正敏が悪い!」
そう言って息子を凝視する。
「えぇぇぇーっ!!俺なの!?俺なんだ!?俺でもいいけど、なんで俺なの」
「女の子にあんなことを言わせて、それで抱けないってどういう了見ですか!!」
「何言ってるんだよ。バカじゃないの!?彼女のことも考えてよ。無理だよこの状況で、俺はバカでも犬餓鬼畜生じゃない。無理だよ、そんな酷いこと出来ないよ!」
「あんた女のことまるでわかってない。これ以上、彼女に恥をかかせないで」
母は土下座する彼女の無理矢理引き起こし強く抱きしめると、
「ゴメンね、本当にゴメンね、正敏を許して上げて。まだ女性を知らないから怖いのよ。あなたを嫌なんじゃないの。あなたが好きでたまらないの、大切すぎて どうしていいかわからないの。だっていつもあなたのことばかり話てたのよ。今まで横山大観だのダビンチだのゴーギャンだの絵の話しかしなかった子が、一日 中あなたのことばかり言っていたの。好き好きで怖いのよ、抱くの怖いのよ・・・」
「皆黙ってくれ!お願いだ。頼む後生だから、黙って。それに、かーさん!ドサクサに紛れて何言ってるんだよ。これじゃまるでマザコンみたいじゃないかぁ。それこそ嫌いなるぞ普通。あーもう終わった、俺の人生はここで終わった」
「何言ってるの、男は皆マザコンよ!」
「かーさん、かーーーーさーーーーーん。もー俺泣くぞ」
「ふふ、もぅ・・泣いてるよ」
「赤ちゃんみたいに泣いてるやる!」
彼女は後に彼の家に養女として向かいいれられるんです。
これをキッカケに家族になります。
こんだけさんざん言ったにも関わらず、二人は別の部屋に。母いわく、
「あの時はあの時」
少しづつだが、彼女も変化していくが、またしても運命の悪戯が・・・。
なんか・・・エロ漫画みたいな内容になってねーか?なんか違うなー。2巻はもっと文学的エロスをだしたいんです。太宰治の「斜陽」が根底にありますね。ア レ、すっごいグレーなんですよ。痛烈に・・・。何度よんでも悶々として作者の胸倉をつかみたくなる内容で嫌になります。でもたまらない・・・。ちょっと考 えたほうがいいな。ちなみに斜陽のラストよりハッピーエンドですよ。私は書くものは全てオーラスはハッピーエンドです。まー・・ハッピーと捕らえない人も いるかもですが、私にとってはハッピーです。
あの後、色々あって・・・
二人は一緒に暮らすことになりました。
勿論、元は他人の男女ですから両親はともかく彼と彼女は大変ですよ。
こんなくだりを書こうと思ってました。
「お礼に1回ならしてもいいよ」
「えぇっ?何を」
「セックス」
「ちょ、ちょーっと、ちょーっと待って。何があった?な、何て言ったの」
「1回ならセックスしてもいいよって言った」
「ちょーっと、ちょーっと待って。ちょーっと待って・・・なんだ何が起きた。俺の身に何が起きた」
「知ってるだろうけど、汚れてるけど」
「違う!ちょっと待って、今何が起きてる。ちょーっと待って、お願いだから。何が起きてる?今は平成で何月で?え、何言っているの俺、何が起きてる、ちょっと待って」
「嫌だよね。強姦魔の後じゃ」
「だから違う!それは違う!絶対に違う、断じて!神に誓って!」
「なら、する?」
「駄目!出来ない!無理!!」
「・・・駄目なんだ。写真や漫画では抜けても」
「待った!!その口待った!!お願い待って、お願いだから待って。整理する。何が起きた?な・に・が起った。今はドコだ、ココは何だ、私は秋山だ。何だ、 何が起きた。整理する、整理するから待って、えーっと何だっけ『春は曙・・・』違う。なんなんだ、何事だ。何がいいたいんだ俺は」
「勘違いしてない?」
「勘違い?声が裏返った。あーあーっ。よしよし。勘違い?さっきの発言の何を勘違いされたのでしょうか」
「おかしいよ言葉使い」
「サザエでございます」
「左様でございます?」
「ソレ!左様でございます」
「お礼よ。私には身体一つしかない。だからお礼がしたい」
「何でそうなるの?何でなんだよ、何でお礼がセックスしない?なの」
「しないの?多分もう2度と言わないよ」
「そりゃーしたいよ!違う、まて、違うよ。そうじゃない。じゃない?じゃない。する!じゃない、しない!いや、出来ない。そう、出来ないよ!!」
「わかった」
「違う!君は誤解している。そうじゃない、駄目じゃない、出来ないんじゃい。けど、駄目なんだ。そうじゃないんだ」
「・・・・」
「違うんだ、君が汚いなんて考えたこともないし、したくないといったら嘘になる。そりゃー男だ。君みたいな綺麗な子と出来たら本望だよ。何回でも出来る。なんだよ、何言ってるんだよ俺。とにかく違うんだ。駄目なんだ、そんな・・・そんな、とてもじゃないけど出来ない」
「いいけど・・・泣いてるの?」
彼女に言われ、秋山は初めて自分が泣いているの気づいた。目は真っ赤に腫れ、大粒の涙が壊れた蛇口から流れる水道のように流れていた。
「泣いている?!ほんとだ、なんでだ。なんで俺は泣いているんだ。とにかく、俺は絵しか描けない。君みたいに頭もよくないし、綺麗でもない、君と比べたら不恰好で不細工で、低脳で、絵しか描けない脳なしだ!」
「それは違う」
「いや、実際俺は絵すら描けてない。絵しか描いていないのに、それすら描けてないんだ。駄目人間だ!!最低なんだよ!!」
「違う!!描けてるよ!!あんなに上手だし、絶対に駄目人間じゃない!!私なんて、私なんて死んだほうがいい・・・」
「駄目だ!絶対にしんじゃ駄目だ。君は僕の死ぬ。僕死ぬ前に君は絶対にしんじゃ駄目だ。君も泣いた!お相子だ!!これで止めよう、頭が変になりそうだ。少 し残念だけど・・・何かがおかしい。何か間違っている。俺が間違っている?そうだ俺はバカだ、それだけは確かだ、そう俺は大バカだ!!」
「違うよ!!」
襖が勢いよく開いたと思うと顔を真っ赤にしてワナワナと振るている母親がそこにはいた。
「正敏!!」
「か、かかかか母さん!!」
「お母様!?」
大また開いて胡坐をかいていた彼女は一瞬にしてスカートを調え正座し、頭を下げた。
「ごめんなさい!!」
畳に頭を擦り付けた彼女は、
「恩を仇で返すようなことをして、本当にごめんなさい!!申し訳ありません!!」
そういって叫んだ。その背中は震えている。
「違う。正敏が悪い!」
そう言って息子を凝視する。
「えぇぇぇーっ!!俺なの!?俺なんだ!?俺でもいいけど、なんで俺なの」
「女の子にあんなことを言わせて、それで抱けないってどういう了見ですか!!」
「何言ってるんだよ。バカじゃないの!?彼女のことも考えてよ。無理だよこの状況で、俺はバカでも犬餓鬼畜生じゃない。無理だよ、そんな酷いこと出来ないよ!」
「あんた女のことまるでわかってない。これ以上、彼女に恥をかかせないで」
母は土下座する彼女の無理矢理引き起こし強く抱きしめると、
「ゴメンね、本当にゴメンね、正敏を許して上げて。まだ女性を知らないから怖いのよ。あなたを嫌なんじゃないの。あなたが好きでたまらないの、大切すぎて どうしていいかわからないの。だっていつもあなたのことばかり話てたのよ。今まで横山大観だのダビンチだのゴーギャンだの絵の話しかしなかった子が、一日 中あなたのことばかり言っていたの。好き好きで怖いのよ、抱くの怖いのよ・・・」
「皆黙ってくれ!お願いだ。頼む後生だから、黙って。それに、かーさん!ドサクサに紛れて何言ってるんだよ。これじゃまるでマザコンみたいじゃないかぁ。それこそ嫌いなるぞ普通。あーもう終わった、俺の人生はここで終わった」
「何言ってるの、男は皆マザコンよ!」
「かーさん、かーーーーさーーーーーん。もー俺泣くぞ」
「ふふ、もぅ・・泣いてるよ」
「赤ちゃんみたいに泣いてるやる!」
彼女は後に彼の家に養女として向かいいれられるんです。
これをキッカケに家族になります。
こんだけさんざん言ったにも関わらず、二人は別の部屋に。母いわく、
「あの時はあの時」
少しづつだが、彼女も変化していくが、またしても運命の悪戯が・・・。
なんか・・・エロ漫画みたいな内容になってねーか?なんか違うなー。2巻はもっと文学的エロスをだしたいんです。太宰治の「斜陽」が根底にありますね。ア レ、すっごいグレーなんですよ。痛烈に・・・。何度よんでも悶々として作者の胸倉をつかみたくなる内容で嫌になります。でもたまらない・・・。ちょっと考 えたほうがいいな。ちなみに斜陽のラストよりハッピーエンドですよ。私は書くものは全てオーラスはハッピーエンドです。まー・・ハッピーと捕らえない人も いるかもですが、私にとってはハッピーです。
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