life.log:序:まえがき


現実は往々にして空想を超える。

今もそうだ。

もう事が起きる前に戻ることが出来ない。

全ては東N国大震災を端に発している。
直後から始まったF島原発のメルトスルーと核爆発。
その後、世界は大地震、火山爆発、大洪水、大干ばつ と続くが、
その一方でUやI国の内乱、T国の侵略行為等 人の愚かさには限度がないようだ。
私もそう長くはないかもしれない。
日々の変化は確実に汚染を示唆する結果が徐々に出てきた。
専門家はそれを 「確定できない」 と嘘をつく。
彼らは知っている。
彼らを仮にどうにかしても問題は解決しないだろう。
全ては時代の空気がなせる技のように思う。
その時代の空気は一人一人が成している。
お金さえあれば命など捨ててもいい人間が充満しているが故にこうした事態になったのだと思える。
モンスターは我々自身が生み出し、育てているに過ぎない。
自分にも同じ時代を生きる人間であるから出来ることはあるはずだ。
空気に飲まれてはいけない。
ただ、私に残された体力と生命力は多くないことも確かだ。
私の限られた力で出来ることは記録をとることに思った。
書くの好きだ。
ここに命の記録をとりたいと思う。

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