(人物伝)アカリ

小説中ではなかなか垣間見ることはない各キャラクターのバックボーンを自分へのメモも含め書いていこうと思います。そのため、設定が都度変化することもありますので読み流して下さい。
まずは思いつきでアカリから。
アカリはサムライ一族の指揮官であるシオン専用として作られたドロイド。シオンの任務をサポートするために特別に作られた。ベースは一般的に普及されているレイキャシール。(精密狙撃用ドロイド)本来サムライはドロイドを作る技術はなく、このために独自に研究された1体のみのオーダー機だ。



ベースとなるレイキャシールタイプは市場で人気が高く、レイキャシールのボディ性能を有さない外見だけ真似た亜種も多数発売された。これは後でわかったことで、アカリはゴミ捨て場で拾われてきたドロイドをベース作られているが(なぜゴミ捨て場かは後述)、実は亜種タイプであり、大元をたどれば家事手伝い用のドロイドであったことが判明した。ドロイドと馴染みがないサムライたちにとって、同じに見える。誰がアカリの主人であったかも後に判明したがそれは明かされていない。また、その用途についても非公開となっている。いえることは、それを知った関係者が絶句したとだけ伝わっている。また、改良前に1回だけ再起動したが(素体納品時)、その時に発したアカリの第一声「だっぴょーん」は、何を意味するのか今だに彼らの間では謎となっている。その発言の後に停止したため。
当初、そうした技術や知識がないことに加え、ベースが家庭用であることから、どれほど改良を加えても激しい戦闘には耐えられない強度であった。そのため中途から設計思想転換を余儀なくされ製造される。後々小説でも描かれる予定のシーン。アカリ流「ロケットパンチ」は、強度のもろさから関節がよく壊れるため、開発時に外れやすくし、逆に壊れることを防ぐ構造になっている。それをいいことに、アカリが勝手に腕をひっこぬき投げることから自ら命名した。蛇足だが、当初は鬼丸流ロケットパンチと叫んでいたが主人のシオンに否定されたためアカリ流と以後名乗っている。アカリのギャグ「自爆」は自らの手足頭を瞬時に引っこ抜きバラバラになること。いつも右手だけを残す。利き腕らしい。エネルギーは無線タイプで供給されているため支障はないが、うっかり飛びすぎると圏外となり活動を停止する。
アカリの設計思想は「やられる前にやる」である。
その思想転換によりアカリの内部器官は全く独自のものとなった。(ならざる終えなかった)しいていればシノビー一族のドロイド思想の流れを汲む。開発関係者にシノビーがいるため。何せ装甲は薄い。当たったら即終わり。だから当たらないことが最大にして至高のテーマだった。
そのため極限までの軽量化が施され、外部装甲は軟らかく、内部も柔軟性をもった器官となっておる。それもこれも、速度を出すための工夫だ。また戦闘能力に特化したため、知能部分が弱く3~7歳程度の言語力、理解力となっている。何故か「オシッコ」という言葉に過度に反応する。
脳は主にサムライ一族の戦闘レシピをベース詰め込まれ、更に、主人シオンとの高度な電通が可能となっている。戦闘時はシオンの脳波をキャッチし戦闘連携が可能である。(でなければシオンが連れて行くはずもない)噂では、
「戦闘時だけ顔つきが違う!」
との衝撃の報告があったが、それはデマである。
前述したようにシオンとの連携があってこそ本来の性能を発揮するため、単体での行動は命取りとなりかなない。その話しもあるが本編ではかけないだろう。電脳にほおりこまれたサムライ戦闘の奥義がうまく使いこなせない。
また、ナノマシンにより自動治癒機構を備え、少々の故障は自動的になおる。これまた蛇足だが、アカリの趣味は活動中のナノマシンを、猿がノミを潰すがごとく1体づつ潰すこと。なお、ラグオル星系ではドロイドの自動治癒は認可されておらず、また実用性に乏しいため特殊なケース以外ではいない。重大犯罪であり関わったものはうむを言わさず死刑である。これが実現されたのはある奇才マイスターの存在があったからこそだ。これは後々にわかるだろう。
エネルギーの基本は超高効率のソーラーパワーによる逐電でECO仕様。そのため普通のドロイドのように重いものを持ったりすることは出来ない。これまた後々のシーンで出す予定だが、とにかくアカリは日向ボッコが好きだ。日向ぼっこをしながらナノマシンを1体1体つぶす。これは彼女の至高の一時らしい。(ナノマシンは血液のように常に体表や内部器官を巡っている)彼女は人間のように寝るが、寝る理由は1日のダメージをナノマシンが修復するためと、ナノマシンを製造するため、逐電したエネルギーを更に圧縮するためで、長期間にわたって寝ないとナノマシンが枯渇し、ひいては修理できずにぐったり動かなくなる。(これ以上壊れないようにするため)これが更に進むと強制スリープモードとなり、一定基準以上のナノマシンが製造されるのを待つ。アカリがおきない時はヤヴァイ時だ。普段は日の出とともに起きるw書くまでもないが天気悪いと機嫌が悪い。
サムライと呼ばれる一族のバックボーンも少し紹介しよう。サムライ一族は基本的に機械を使わない。自然とともに暮らす生活を主体としている。しかしシオンが命を受けて旅立つ時、外界をしっているものは嘗ての長、カンナぐらいしかおらず、当然連絡もとれないわけで、そのためどうしてもサポート役となるドロイドが必要であった。しかし、命を実行するには戦闘が避けられず壊れてしまっては何かと困ることがおこる。
アカリがゴミ捨て場で拾われたのもラグオル星系の外縁部に位置するゴミ捨て場専用の小さな惑星からリサイクル業者が拾い上げストックしていたものをサムライ一族が買い上げた。サムライとて何かと必要なものがあるので、外界と行商人を通して細々と繋がっているからだ。そのため、ゴミ捨て場で拾われたことは知らなかった。(いうところのボラれたというやつ)

コメント

  1. よくここまで書けるな・・・すげー

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  2. 書くだけなら幾らでも書けるんだよなー。まとめるのが下手なのと遅筆なのが問題だ。

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  3. 話に流れがあってさくさく読めるね。
    さすが^^

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  4. 真面目な設定です。(うぷ
    強さの秘密がココにあり、パープーな理由もココにありますw
    書きませんでしたが、彼女は日焼けをします。本編とは関係ないラグオル星系に入るまでのエピソードとして、3日間太陽をあび表と裏の色が変わって喜ぶシーンがあります。日焼けは立派なダメージなので、ナノマシンにより既に修復されておりますが優先順位が低いための現象としてアカリのマイスターには連絡されました。

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  5. あかりんがネタにされてるってーので飛んできました
    いや、味がありますなー、つーかあかりんそんな設定だったんかいw
    まあ自分の中の設定もかなり厨設定だけどね
    ちなみに戦闘中だけに限らないけど、スイッチが入ると顔が変るのはマジであるぞ(二重人格みたいなもん)

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