カムイカムナ

これは様々な変転を通して出来た原案。出来たという次元でもないか・・。未だ妄想中。

動機の大元は、大学時代に菊池秀行さんの”せつら”だったかという主人公が出てくる小説が好きでハマっていた時に、俺ならコウスル!的なことから端を発する。その後、夢枕獏さんのミスター仙人九十九乱蔵で「この人は天才だー!」と凶器乱舞して更に変転する。その時にある程度かたまりつつあった原案を他人様にみてもらい 「なんか・・ありがちだね」の一言で「オーマイガーッ!」と咆哮、一気にテンションが消えた。



よく考えたら当然だ!この原案は影響されまくってるw素晴らしき日本的冒険小説を描き続けている両氏へのオーマジュといっていい。んな偉くも無いがw 自分なりに消化を待ち、ようやくこの原案にたどり着いた。












物語は受言師という聞きなれない肩書きを持つ書家が主人公。普段は無口で柔和な書道教室の先生をしているが、ひとたび受言師の依頼が入ると裏社会で活躍をみせる。なるべくSFっぽくなり過ぎないようにセーブしたい。



受言師とは音や文字で相手の心や己が身体を自在に支配する能力を持つ者のことで、モレの造語。



発想の原点は一つではなく、複数にまたがっている。最も聞きなれた点では言霊。更に少し詳しい人は聞いたことがあるであろう、昔日本にあったと言われているカタカムナも発想の一つ。(タイトルがあからさまに影響を物語るw) また芸術分野から、人は何を見たか、そこから何を見出したか、何を聞いたか、何を聞きえたかで人生の全てが決定される。という考えにいたく共感をえ、それらがベースになっている。深いです。



まだ手付かずだ。

書くには何か決定的なものが足りない。

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