後日談:黄色いレインコート麗子

この小説は元々2部構成で考えていました。出会いから二人が公認の仲になるまでの高校二年生編。大人達や社会との戦い、進路や将来の悩みを書いた高校三年生編。当初これらを通し100話2年程度でザックリ考えておりましたが、第一部に相当する高校二年生編が八十二話(エピローグを入れて八十三話)の一年半にまで及んだ関係で第二部を断念することにします。

高校三年生編の二人。
クラスで実質公認の仲となった二人。
人生を取り戻した麗子はクラスで自ずと注目の存在となっていく。
その一方で彼を諦めていないナメカワ女子。
様々な方法で揺さぶりをかける。
二人の仲が深まるにしたがい大人達との不和は逆に深刻になっていく。
社会との隔絶を決め彼女を守ろうとするマーちゃん。
路上でモデルにスカウトされる麗子。
自らの道を歩むか、彼との日常を大切にするかで迷う。
進路の話で揉めてしまう二人。
そこに現れた大人マーさん。
恋愛、進路、大人達、社会との間に揺れる二人。
都度、友人や先生らの力添えを受け乗り越えていく。

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